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2024年11月20日(水)
アルツハイマー病の新治療薬「ドナネマブ」(商品名ケサンラ)が20日から公的医療保険適用となりました。
薬価は1人あたり年間308万円で、患者の自己負担は、医療費が高額になった場合に一定額に抑える高額医療制度があるため、年齢や年収に応じた支払い額になります。
「ドナネマブ」はアルツハイマー病の原因の一つとされるアミロイドβと呼ばれるタンパク質を除去する薬で点滴での投与となります。
同様のエーザイの「レカネマブ」が2週間に1回1時間かけて投与し原則1年半の治療に比べ、「ドナネマブ」は4週間に1回、30分の投与、アミロイドβの除去が確認されれば治療をやめられるということですので、「ドナネマブ」の方が使いやすい印象を受けます。
ただ、認知症の進行を止めたり元にもどすことは期待できなく、1年半後に2~3割の進行抑制が報告されているにとどまり、脳出血や脳のむくみなどの副作用がかなりの頻度であることを考えると、躊躇される方も多いのではないでしょうか。
公益社団法人 認知症の人と家族の会で行っていた「クラウドファンディング」は目標金額500万円を達成し、11月18日に無事終了いたしました。
認知症は誰でもなり得る病気です。
多くの方が、認知症の人と家族の会の活動「認知症でも安心して暮らせる社会つくり」に関心を持っていただければと思います。
11月19日朝は雪景色
日の出は6時32分
北海道神宮でのラジオ体操を終えて
円山公園
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