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2017年3月17日(金)
ANM176Ⓡを毎日ご飲用されているお客様のご家族から昨年、血液検査で低カリウムだと言われましたが、ANM176Ⓡの中に何かそのような作用をする成分は入っていませんか?とのお問合せをいただいたことがあります。
ANM176Ⓡには副作用はありませんが、一応メーカーにも確認をとり「全くありません」との回答をいただきその旨をお伝えしていました。
先日そのお客様からご注文をいただいた際にカリウムの件をお尋ねしますと、食事を注意してカリウムの値もぎりぎりですが正常値まで戻ったとのことでした。
時々お問合せをいただく副作用に関しましては、現在のところ認められているものはなく、1日に摂取する量も少なく、ガーデンアンゼリカ抽出物も極めて少ない量なのだそうです。
先日もメーカーではANM176臨床研究会の先生をまわられていた時に、10年来 ANM176Ⓡを患者様に使われている先生が、「本当にこれは全く副作用はありませんね」とおっしゃっていたそうです。
また、10年もずっとご飲用いただいている方が何人もいらっしゃるということは、すごいことですね、と驚かれていたそうです。
病気になられた方が10年以上ご飲用できるということは、可もなく不可もなくというわけではなく、それなりにすごいことだとおっしゃっていただいたそうです。
先日、10年前に前頭側頭葉変性症と診断されたご本人の講演を聞いてまいりました。
前頭側頭葉変性症は、ピック病や前頭側頭型認知症ともいわれており、昨年、難病に指定されました。
65歳未満の発症が多く、海馬が委縮して物忘れが目立つアルツハイマー病とは違い、前頭葉や側頭葉が委縮して、物忘れは目立ちませんが、反社会的な行動をとったりするのが特徴です。
その方も、万引きをして捕まったことがきっかけで、この病気がわかったそうですが、他にも急に怒りだしたりと、ご家族もご苦労されたそうです。
ところが、その講演でお話しされているご様子は、そのような病気を発症して10年もたつとは全く思えない、しっかりと順序立てたお話しをされ、おかしなところはひとつも感じられませんでした。
アルツハイマー病とは、こんなにも違うのだと驚きました。
今は、写真の趣味を楽しみながら講演で全国をまわり、各地でおいしいものを食べ、病気になったから今の自分があると笑顔で生き生きとされていました。
ただ、「万引きという言葉は良くないよね。盗もうと思ってとっているわけじゃないから万引きという言葉に少し傷つく。物をとってしまう、などの言い方にしてくれたら」とのお話には、私もはっとしました。
ご本人のお話しを聞くことで気づかされることってありますね。
もう、「万引き」とは使いません。
今年に入り認知症だった伯母が亡くなりました。
昨年5月に会った時は私のことは誰だかわかってはいませんが、おぼろげな会話をかわしました。
昨年末からは寝たきりで目を開けることもなかったといいます。
アルツハイマー病は、何年もかけて少しずつゆっくりと時間をかけて、悲しみを分散させて、まわりにお別れをしていくんだな、と感じました。
3月初旬、今年もまた北海道の試験栽培農場では、ヨーロッパから輸入したガーデンアンゼリカの種と、昨年北海道の試験栽培で収穫された種が播種されました。
前回の播種は前々年の11月末だったのですが、年明け3月でいいのではないかという農場主さんのお話しで3月になりました。
北海道で収穫された種の方が大きくて蒔きやすかったとのこと。
あとは4月の発芽を待ち、5月に畑に定植予定です。
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