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2016年11月30日(水)
先日のお客様のお話です。
60代の奥様。80代のご主人は認知症で要介護4、今は、ほとんどを施設で過ごしていらっしゃるそうですが、少し前まではそれは大変だったとのこと。
徘徊がひどく、全く目が離せない状況の中、何かまちがっていることを直してあげようとしても、怒って手をはらいのけたり、殴ろうとしてきたり、それはそれはつらく悲しい日々だったそうです。
こんなことなら、いっそ家の近くの踏切に飛び込んで死んでしまいたいと、何度思ったかしれないと。
そんな時、ある電話相談室に電話をかけたところ、とても親身に話を聞いてもらい、心が救われ、自分だけではないと、改めて気持ちを整理することができたそうです。
そんな先、良い医師にも巡り合い、ご主人の徘徊がとまり、ほとんどを施設で過ごすようになったため、自分の時間が持てるようになったそうです。
そこで、もともと本を読んだり勉強することが好きだったこともあり、なんと臨床心理士の資格を取るべく、通信制大学で勉強されているそうです。
そして、あの時自分の心を救ってくれた電話相談室の人のように、今度は自分が苦しむ人の心を救いたいと。
今はそれが生きがいとなり、きっかけを与えてくれた認知症のご主人に、「今ではありがとうの気持ちでいっぱいです。」とお話しくださいました。
そしてせっかくの知識を生かしてボランティアなどもしていきたいとのことでしたので、「公益社団法人 認知症の人と家族の会」のお話もして、会報誌「ぽ~れぽ~れ」を送って差し上げました。
めぐり合わせですね、とその方はとても喜んでくださりました。
「めぐり合わせ」
自然にめぐってくる運命。
良いことと悪いことは、いつでも隣り合わせです。
私もその方の気持ちがよくわかります。
悪いことに大きく悲観することなく、良いめぐり合わせに日々感謝して・・
そんな風に実感する毎日です。
認知症の発症には多くの因子が関与しているといわれており、実際に役立つためには、フェルラ酸だけではなくガーデンアンゼリカの12成分も不可欠と考えられています。
それぞれ単独では不十分だといわれています。
このANM176Ⓡが、お客様の「良いめぐり合わせ」になっていただければ幸いです。
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