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レカネマブ

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2023年2月01日(水)

米国のバイオジェン社と日本の製薬会社エーザイが開発したアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」は、今年に入り、1月6日に米国食品医薬品局(FDA)から迅速承認され、日本でも1月16日、厚生労働省所管の医薬品医療機器総合機構(PMDA)に承認申請がされ、メディアにも大きく取り上げられました。

レカネマブは、アルツハイマー病の原因といわれている脳に蓄積して神経細胞を壊すアミロイドβが凝集する前に除去する薬剤です。

そのため、対象が「早期のアルツハイマー病患者」という制限があります。

レカネマブの効果については、「認知機能低下(症状悪化)を27%抑制できる」とありますが、脳内に水や血がたまる脳浮腫や、脳出血の副作用も約20%の人に起こると報告されています。

いろいろと読んでみますと、レカネマブを長期に使用した場合の安全性への不安、実感できるほどの改善幅がないのではないか、といった批判的な意見もあるようです。

また、薬価が高額で、2025年には700万人が認知症になるといわれている中で健康保険適用となるのは難しいのではないかともいわれています。

そもそも、そのアミロイドβの脳内での蓄積を調べるアミロイドPET検査も、今のところ健康保険適用外です。

私は、現在使用されている認知症のお薬は、良い話より悪い話を多く聞いているので、全く否定的です。

実際、プラセボ対比で症状の進行を抑制する平均の期間は、アリセプトで38週間(9.2ヶ月)、レミニールで5ヶ月、メマリーで3ヶ月、と報告されており、非常に短期間で効果の実感ともかけ離れているようです。

そのような中でも、認知症のお薬を飲んで前より周辺症状が悪化したと医師に言っても、「飲まなかったらもっと悪くなる」と脅されたという話も聞きます。

こういう医師も全く信用しません。

逆にお薬をやめたら悪化した周辺症状が改善したというお話しもよくお聞きします。

今後新薬がどのように発展していくのかはわかりませんが、まだまだ先のような気がしてなりません。

それまで、認知症にならないように予防に心がけたいものです。

 

 

先日の非常に強い寒気は、様々な地域に猛吹雪など、大きな影響をもたらしましたが、今も大雪による交通規制のため、新潟県、石川県、福井県などでは、クロネコヤマトのお荷物お届けに遅延が生じているようです。

札幌は1日だけ吹雪でしたが翌朝からは晴天で、心配していたほどの冷え込みではありませんでした。

昨日の朝のウォーキングで、今日は暖かいな、と思ったらマイナス12℃でした!

太陽が出ていて風がなければ、こんなふうに感じるんだな、と思いました。

そんな中、今年も北海道神宮の梅林で枝の剪定が始まりました。

雪をこいで(方言ですね、積もった雪の上をズボッ、ズボッと歩くイメージです)拾ってきた梅の枝は花が咲き始め、外の雪景色とはうらはらに春を感じさせてくれています。

お近くの方は、ぜひどうぞ。

たくさん落ちています。

 

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