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認知症リスクの痩せ

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2024年5月21日(火)

先日、一般社団法人 認知症予防・改善推進会の「ANM176のススメ」を読んだお客様からのお電話で興味深いお話しがでました。

ANM176のススメ」の中で、英国の医学誌「ランセット」の認知症予防・治療・介護に関する委員会が膨大なデータの解析から挙げた12項目の欧米人における近年の認知症リスクを紹介しています。

低い教育程度、高血圧、聴覚障害、喫煙、肥満、うつ病、運動不足、糖尿病、社会的接触等(社会交流)の低下、過剰な飲酒、外傷性脳損傷、大気汚染の12項目です。

また、日本の調査では、日本人の認知症リスクとして、痩せ、高血圧、糖尿病、喫煙、非活動性が挙げられています。

欧米人ではリスクとして「肥満」がありますが、日本人では「痩せ」がリスクとなっています。

その方はご自身が痩せているため、「肥満が認知症リスクなのはわかるけれど、痩せがリスクになるなんて」と、この部分が気になったようでした。

私もお腹にはしっかりとお肉を抱えているのに、健康診断ではBMIが低く、「低体重」と書かれますが、お腹にこれ以上お肉がつかないように気をつけての結果です。

そこで調べてみますと、日本でのBMIと認知症リスクとの関連について調べた研究で、標準体重のグループと比較して、肥満のグループ(男女両方)に加え、痩せ気味(男性)、痩せ(女性)のグループでも認知症リスクが高かったそうです。

さらに、研究開始から10年経過した時点でのBMIについては、男女とも痩せのグループでのリスクが肥満のグループでのリスクよりも高くなったとありました。

肥満の人では、認知症リスクを高める血管健康度の低下やインスリン抵抗性が生じやすく、また内蔵脂肪の蓄積と関連するホルモンや炎症性サイトカインも認知症リスクに影響するとされています。
一方、中年期以後の体重減少と認知症リスクとの関連についてはメカニズムが未解明だそうですが、認知症では、認知機能低下の症状が現れるより前に、脳内の病理学的変化が起こるとされていて、その結果、食欲をつかさどる脳の機能変化、また、嗅覚の変化や意欲の低下によって食事の摂取が減り、体重が減少する可能性が指摘されているそうです。

従って、体重減少は認知症の前段階の症状であり、体重減少そのものが認知症を引き起こすわけではないと考えられているそうで、少しほっといたしました。

とはいえ、低栄養にならないようにバランスの良い食事を心がけ、ANM176で更にパワーアップしていきたいと思います。

 

 

 

 

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