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BAN2401

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2021年2月02日(火)

今年の節分は124年ぶりの2月2日です。

地球が太陽を1周する時間が365日ぴったりではないための調整だそうですが、4年に1度のうるう年は知っていましたが、節分にもこのような調整があることを初めて知りました。

ほぼ全員、初めての経験です。

節分は立春の前日ということですから、今年は立春も1日早まり2月3日です。

厄を払って幸運を呼び込む節分に新型コロナウイルスの早い終息を願います。

 

さて、日本の製薬会社エーザイが開発中のアルツハイマー病予防薬「BAN2401」を認知機能が正常な人に投与する治験が近く日本でも始まる記事を見ました。

世界で1400人の参加を目指し4年余り投与して効果を検証するそうです。

「BAN2401」はアルツハイマー病の原因物質といわれている脳内のアミロイドβに結合して無毒化し除去します。

病状が進行した後では認知機能は回復しないとされ、認知症の前段階(MCI)と早期アルツハイマー病の患者に投与して進行抑制の効果を調べる治験はすでに行われています。

これとは別に米食品医薬品局(FDA)に承認申請しているアルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」の承認可否の結果がまもなく出ます。

専門家の中では、有効性を証明できないという意見も多いようですが、承認されるか否か関心は高まります。

「BAN2401」と「アデュカヌマブ」の違いは、「BAN2401」はアミロイドβが脳に沈着する前の集合体を標的にしているのに対し、「アデュカヌマブ」は沈着する直前や沈着後を狙います。

アルツハイマー病治療薬の開発がことごとく失敗に終わり、一時はアミロイドβ説も否定されたりしましたが、それでもどちらもアミロイドβ説が基となっています。

投与する時期がカギとなって、「BAN2401」の効果が立証されれば、私たちの普通の健康診断にアミロイドβ蓄積量の測定も加わり、蓄積量が多ければ「BAN2401」投与でアルツハイマー病を予防する、といった未来が訪れるかもしれません。

ANM176もアミロイドβの神経毒性を抑制し、また、凝集も抑制することがわかっています。

ANM176の臨床試験でも、やはり認知症が進んでしまった場合は改善する率は低くなりました。

しかし、改善できない場合でも、通常の進行より抑制されていました。

一方、ごく初期の人は70%が改善し、症状が軽いほど改善できる可能性が高い結果でした。

このようなことから、現在予防でご飲用される方も増えています。

長期にわたってご飲用されても安全なように成分も調整されていますので、安心してご飲用できます。

 

 

 

 

写真  株式会社エイワイシー顧問 高梨雅行

 

 

 

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