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2016年8月30日(火)
ある健康フォーラムで「認知症とサプリメント」という講演を田平武医師がされている、その内容を見ました。田平医師は、テレビやあちらこちらでお見掛けしますが、いろいろなサプリメントを紹介されています。
その講演でも、7つくらい紹介されていました。
その中に、「フェルラ酸」があり、フェルラ酸を使った商品もいくつか紹介されており、ANM176もありました。
ところが、見てびっくり、他の商品はフェルラ酸と西洋トウキが主要成分で、ANM176はフェルラ酸と東洋トウキが配合されていると書かれていました。
しかも韓国のエイワイシーから出ています、と。
ANM176はフェルラ酸と西洋トウキといわれているガーデンアンゼリカ抽出物が主要成分で、東洋トウキは使用していません。
東洋トウキって、何のトウキのことを言っているのでしょうか。
また、発売元のエイワイシーも韓国ではありません。
日本の会社でANM176も日本で製造されています。
いろいろな講演をされている方が、適当なことをお話しになると、それを聞いている方はそう思われてしまうので、きちんとお伝えいただければと思います。
この度、8月25日にシーエムシー出版より「脳機能改善食品の開発と応用」(税込み66、960円)という本が刊行されましたが、この中で「ANM176はアルツハイマー病の改善と予防に役立つ可能性がある」その概要と作用機構が載っております。
この本には田平先生もココナッツオイルについて書かれているそうですので、ぜひANM176のところも読んでいただきたいと思います。
ちなみに、田平先生は、健康フォーラムでは、ココナッツオイルについて、このように言っています。
ココナッツオイルは糖尿病などでブドウ糖を神経細胞の栄養にうまく使えない人が、ココナッツオイルの中鎖脂肪酸を使って良くなるという理屈です。
ところが、ココナッツオイルの1日の服用量が多くてとても摂取できず、なんとか耐えて摂取した人も下痢がひどく、認知機能はむしろ悪化した人が多かったとあります。
私はまだシーエムシー出版の「脳機能改善食品の開発と応用」を読んではいませんが、田平先生がココナッツオイルのことをどのように書かれているのか気になるところではあります。
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