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2015年2月24日(火)
先日、病院のご依頼で、お伺いして、ANM176について、いろいろご説明させていただきました。
ドクターの他に、看護師さんも数名いらっしゃり、大変緊張致しました。
お尋ねされることに、きちんとお答えできないと困りますので、お伺いする前に、いろいろ調べものをしておりましたら、ANM176の臨床研究会の岡山きのこエスポアール病院のホームページを見入ってしまいまして、改めて佐々木健先生の素晴らしさを知る事となりました。
日本初の認知症高齢者専門病院として開設されて30年。
当初は、認知症の人が閉じ込められたり、薬でおとなしくされていた時代。
この状況をなんとか変えたいとの思いから、試行錯誤を繰り返し、認知症医療を追及されてきたあゆみは、まさに現在の日本の認知症のケアを切り開いてきたと評価されています。
昨年11月には、日本認知症ケア学会・読売認知症ケア賞「功労賞」を受賞されています。
良いケアこそが、認知症の人に最も必要なもの、良いケアなくしては医療も力を発揮できないと、ケアに携わる方たちにもエールを送っています。
また、介護が難しいとされる前頭側頭型認知症専用のグループホームも、2001年に日本で初めて開設されています。
きのこエスポアール病院「認知症ケアのあゆみ」
http://www.kinoko-group.jp/media/media_30th/ は、昔と今の違いなどがわかって、大変興味深かったです。
佐々木健先生のような素晴らしい先生を初めとして、多くの先生が「これからのANM176に期待しています」と言っていただいていることを知り、大変うれしく思いました。
その為には、これからも、ひとつひとつ確実に歩んでいきたいと思います。
そして、もうひとつお知らせです。
国際アルツハイマー病協会の国際会議が2017年に日本の京都で開催されることが決定されたそうです。
「認知症 次の時代へ 世界がつながる 日本でつながる ~認知症の人も介護者も尊厳ある人生が送れるために~」
日本で開催されるのは、2004年から13年ぶりとなる2回目です。
「認知症の人と家族の会」が主催です。
2004年には副委員長を務められたANM176臨床研究会会長の中村重信先生は今度は大会組織委員長をお務めされるそうです。
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