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2022年7月22日(金)
米国のバイオジェン社と日本の製薬会社エーザイが開発したアルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」が米食品医薬品局(FDA)に承認されてから1年が過ぎました。
ところが、効果は不十分だとして普及はかなり厳しい状況のようで、日本でも承認の見通しは立っていないそうです。
「アデュカヌマブ」は、アルツハイマー病の原因とされる脳内に凝集した毒性のあるアミロイドβを除去して、神経細胞の死滅を防ぐ初めての根本的治療薬として注目されていただけに残念な結果となりました。
一方、レカネマブ(BAN2401)の治験の結果が今年秋にも出るようで、その後日本では年度内の承認申請を予定しているそうです。
レカネマブもターゲットはアミロイドβですが、脳に凝集したアミロイドβを除去するアデュカヌマブとは違い、アミロイドβが凝集していく過程の脳に沈着する前の集合体を標的にしています。
そのため、レカネマブはアルツハイマー病に発症する前の、アミロイドβが溜まってきた早い段階から投与することができ、副作用も少ないそうです。
レカネマブが承認され普及されるようになると、アミロイドβの蓄積量が増えてきた段階でレカネマブを投与してアルツハイマー病を予防することができるかもしれません。
ただ、「あまり期待できない」という専門家の声も多く、アミロイドβはアルツハイマー病の原因のひとつではありますが、それだけでは説明がつかないようです。
世界中で多くの研究がされているアルツハイマー病ですが、その新薬は近いようで遠く、もう少し先のような気もしてきました。
ANM176Ⓡもアミロイドβの神経毒性を抑制し、また、凝集も抑制することがわかっています。
その作用機序は高齢によるストレス耐性低下の抑制や炎症蔓延の抑制に関係していることから、生活習慣病の予防や健康なからだの維持にも役立つ可能性が考えられます。
ぜひ、予防にANM176Ⓡをご飲用ください。
新型コロナウイルスの急速な感染拡大で、感染者数も過去最多を更新しました。
オミクロン株の1つ「BA.5」は感染力が非常に強く、第7波は第6波ピークの2倍にもなるのではないかといわれています。
現在は行動制限が以前より緩和されており、外出される人も多いですが、改めて感染対策をしっかりしなければ!と思っております。
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