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2023年7月10日(月)
米国のバイオジェン社と日本の製薬会社エーザイが開発したアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」が、6日米国食品医薬品局(FDA)より正式承認されました。
レカネマブは、アルツハイマー病の原因といわれている脳に蓄積して神経細胞を壊すアミロイドβを除去することで認知症の進行を抑制する薬剤です。
これまでの認知症薬とは、作用の仕組みが根本的に違い、投与対象は早期の患者に限られています。
レカネマブが、正式承認されたことで、米国内で高齢者向け公的医療保険の適用になり、本格的に普及するとみられています。
日本でも秋までに審査結果が出る見通しで、「承認されれば公的保険診療の中で使用されるとみられる。」とありました。
そうなれば、ますます認知症の早期発見が重要になり、認知症の治療も大きく変わります。
今後の動きが注目されます。
ANM176Ⓡに使用されるガーデンアンゼリカ(セイヨウトウキ)の北海道試験栽培農場では、6月中旬に2年目のガーデンアンゼリカ根の収穫が行われました。(ガーデンアンゼリカは2年草)
収穫時期が最適であったため、りっぱな根が収穫できました。
このあと、乾燥、成分検査、抽出などを経て、フェルラ酸と一緒にANM176商品に配合されます。
ANM176Ⓡに配合されているガーデンアンゼリカ根抽出物は、記憶や学習を阻害する神経毒性を抑制する12成分を管理・配合しているため、他の類似品とは効果が異なります。
先日、興味深いお話しをお聞きしました。
2019年から行われている、ご自身やご家族が毎回のアンケートによってANM176Ⓡ使用後の経過を確認する「ANM176利用者アフターサービス」のデータから、一度効果のピークがきた後、2~3年後にさらにまた上昇するというものでした。
それは、ANM176Ⓡの13成分には相乗効果があり、その中の抗炎症作用成分が早い段階で効果を示し、その後、ANM176Ⓡを長く使用することによって、高齢によるストレス耐性の低下が更に抑制された結果ではないかとのことでした。
現在ある認知症のお薬は、使用開始1年後には一方的に悪化が進行していくと報告されていることを考えると、このデータはかなり貴重ではないでしょうか。
2023.6月中旬のガーデンアンゼリカ
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