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2021年9月01日(水)
9月は世界アルツハイマー月間です。
国際アルツハイマー病協会(ADI)は認知症への理解をすすめ、本人や家族への施策の充実を目的に1994年に9月21日を世界アルツハイマーデーとしました。
世界各国で啓発活動が行われ、「公益社団法人 認知症の人と家族の会」では今年も9月21日火曜日19時から20時まで各地のライトアップを中継してYouTubeでライブ配信します。
2021年の標語「この街で 笑顔で生きる 認知症」は、認知症とともに生きる街づくりへの願いが伝わります。
8月に行われた札幌医科大学保険医療学部オンライン公開講座の題目も「認知症とともにあゆむ持続可能な社会を目指して」でした。
高齢化のすすむ日本では認知症の方が2020年で600万人、2025年には700万人になるといわれています。
また、日本はやはり欧米と比べて有病率が高いそうです。
その中で認知症の人と介護する人の関係ではなく、ともにあゆむパートナーとして持続可能な社会を目指しましょうというものでした。
認知症の方のご家族が落ち込んだり、認知症の方を悪く言ってしまったり、それは家族だからこそ抱く感情でもあり、あたりまえのことです、というくだりがありました。
どうしても孤立しがちなご家族が外とのつながりを持つことで、少しでも解消されたらと、
認知症の人を介護した経験のある人同士で相談や情報交換ができる、認知症の人の意思を尊重して助ける、「公益社団法人 認知症の人と家族の会」が紹介されていました。
私もわからないことがあるとご相談したりします。
以前友人のお母様が住んでいるサービス付き高齢者住宅が合わなくて、他を探すときにご相談しました。
親身にお話しを聞いてくださり、アドバイスいただき、また知らなかったことも多々あり学びの場ともなりました。
おかげさまで、良いサ高住に巡り合い、お母様は友人もでき、毎日お散歩をし、明るく落ち着いた日々を過ごしているそうです。
その時に家族会の方に、「ご本人目線で施設を探されること、本当に感謝します」と思いもよらないお言葉をいただき、心にぐっときたのを思い出しました。
最後に「認知症の人と家族の会」のアルツハイマー月間リーフレットより「認知症とともに生きるための8か条」です。
1.認知症の診断で人生は終わらない
2.認知症の正しい情報を得よう
3.制度を知り活用しよう
4.家族だけで抱え込まないで
5.仲間と支援者を探そう
6.職場の上司や親せきなどに病名を伝えよう
7.社会や地域とつながろう
8.家族で話し合っておきましょう
円山公園のオシドリの今年の雛はこんなに大きくなりました!
しゃがんでいると寄ってきてくれます。
11月には西日本へ飛び立つそうです。
写真 オシドリ雛の見守り隊一員 鈴木明美
写真 株式会社エイワイシー顧問 高梨雅行 夕暮れの富士
カラスアゲハ
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