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認知症の人と家族への援助をすすめる全国研究集会in北海道

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2025年11月15日(土)

認知症の人と家族の会主催の認知症の人と家族への援助をすすめる第41回全国研究集会in北海道 テーマ 「最期まで私らしく生きたい」が10月26日札幌でありました。

NPO法人中空知・地域で認知症を支える会 理事長・滝川メンタルクリニック医師 内海久美子先生の基調講演は父を亡くしたばかりの私にはとても感じるものがありました。

「延命」についてのお話しももあり、飲めなくなったり食べられなくなった時どうするか。

誰のための延命か?

延命をしないと餓死させることになります。

点滴や肺炎治療も延命になります。

内海先生のお母様が自分で飲むことができなくなった時、先生はとても悩んだそうです。

医師として治療するか、それともこのまま延命せずに何もしないか。

そして、これはもしかしたら脱水状態なのではないかと思い点滴をすることを決断します。

そうするとすっかり回復し、100歳のお母様は今もお元気で先生と一緒にご自宅で暮らされています。

この判断はとても難しいともおっしゃられていました。

それを聞いて、ああ、父は脱水状態だったのだと思いました。

父が朝亡くなる前の夜、喉がカラカラでナースコールを何度押しても誰も来ないと弟に電話があったそうです。

弟はすぐ病院に電話をして対応をお願いしました。

その夜中に父は危篤となり朝亡くなりました。

自分で水を飲むこともできず、点滴もなく、父は脱水状態で亡くなったのではないか。

ミイラのような父の遺体はそれを物語っていました。

きちんと対応していれば、もう少しいられたのではないか。

とはいえ、肝硬変の末期、またいつ水が溜まり苦しむかと思うと、これで良かったのか。

父が早く逝きたいと弱音を吐いていたと弟から聞き、これで良かったのかもしれない、と自問自答をしています。

昔は病室のベッドの横で、家族が水を飲ませたり食べさせたり、トイレに付き添ったりなどしていましたが、今は30分の面会のみ。

随分と世の中は変わってしまいました。

豚扱いだと嘆いていた父の転院先を探していた矢先のことでした。

 

すっかり寒くなりました。

体調が崩れやすい時期でもありますので、皆様どうぞご自愛ください。

 

 

 

 

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